洞泉寺ブログ

洞泉寺の日々の出来事を綴ります。

箱庭枯山水。

洞泉寺の休憩室には、昨年より”箱庭枯山水”なるものを設置しております。日本の心理臨床の礎を築かれた河合隼雄氏は、スイスでの留学中に箱庭療法という、砂の入った箱の中で小さな庭を作ることを通じた心理療法と出会い、帰国後に広めました。言語ではなく感性に訴える技法が、日本人の国民性に向いていると考えたのです。

 箱庭療法とお寺の庭園の代表的な技法である枯山水を掛け合わせて、箱庭枯山水です。石は新潟県糸魚川市のヒスイ海岸で拾ったものを使用しています。どれも角がとれて丸みを帯びています。心理療法ではなく、あくまでも遊びながらお寺の文化に触れて頂くことを目的としております。

これまでたくさんの方が挑戦され、力作を作られました。洞泉寺で過ごす時間を少しでも楽しんで頂けたのなら、ご先祖様にとっても良き供養になるはずですし、こちらとしてもこれほど嬉しいことはありません。今後もお越しになられた際には、是非お好きな石庭を作ってみて下さい。

合掌